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コラム「四柱推命から見た味の好み」



四柱推命講座で好評でした「四柱推命から見た味の好み」についてです。
人間は誰にでも味の好みがありますが、個々の人が好む味は

その人の命式にとって不良な五行の味

つまり命式のバランスを崩す五行の味覚を好みます。

五行の味覚とは、
木−酸味(酢、レモン等の味覚)
火−苦味(パセリ、春菊、揚げ物等の味覚)
土−甘味(砂糖や旨味調味料等を使用した食べ物の味覚)
金ー辛味(刺激物全般、アルコール度の強いお酒等の味覚)
水ー塩(鹹)味(塩分が強い食べ物、アルコール度の低いお酒等の味覚)


五行図

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バランスを観るには五行の調和を観る技術が必要ですので、人によっては判断が難しいと思いますが、五行の相生相剋さえ分かれば以下の手順で判断が付くでしょう。



好む味覚の判断の仕方
@下記のサイトで四柱推命の命式を出す。
 PC、タブレット版
 スマホ版

A日干と日干に縦横隣接している干を確認する。
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上記の場合、日干が甲、隣接する干は左に戊、右に己、下に甲になります。
(*十二支は観ません)
 甲乙ー木
 丙丁ー火
 戊己ー土
 庚辛ー金
 壬癸ー水

B日干を中心にして隣接する干が五行の相生相剋より以下のようにする。
・日干と同五行、日干を相生する場合は+(プラス)
・日干が相生する、日干が相剋する、日干が相剋される場合はー(マイナス)

CBで出した+ーで、
・+が多ければ+の味を好む
・−が多ければーの味を好む
となります。

Aで出した例の方は、日干がなので
 +が日干と比劫する甲(下)
 ーが日干が相剋する戊(左)己(右)
となるためーの味である土の甘味を好むことになります。
実際にこの方は甘い物が好きです。




もう一つ例を挙げますと
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この方は日干がなので
 +は日干を相生する己(下)
 ーは日干が相剋する2つの乙(左右)
となるため、この方はーの味である木の酸味を好みます。

実際にこの方は子供の頃から梅干しや酢の物など酸味のあるものが好きで
逆に甘みが苦手で、特にケーキで使用する生クリームが苦手だそうです。



*この見方には大運の影響等により例外が出てきますのでご了承ください。
*また、通変の印(日干を相生する干、例えば日干がなら壬癸)が強い(多い)方は偏食傾向にありますので分かりやすいですが、相生相剋のバランスがいい方は好みが分かりづらいです。